
<思い出話>Galle de watanabe(ガレ・ドゥ・ワタナベ)フランス焼き菓子店(店舗付き住宅)/愛知県江南市

<始まり>
人生最初で最後の住宅オープンハウスを開催した時にご夫婦で来られて少しお話をさせてもらったのが初めての出会いでした、それがなんと店舗付き住宅に全面改装したい方々とは思いもよらず、、、びっくりでした!!
<既存建物を利用したいけれど>
そうなんです!見事に和風で正直演出のない普通住宅で、「変われるのか?」って思っていたとのこと!最初ロケハン(目視)に行った時に、これは難しい!という印象でした!
でも、簡単に解決法が見つかることに!それは後のお話、、、。
<テーマの作り方>
一貫したイメージを作り出すには、場所指定も一つの方法です。
このお店は
“フランス本土に菓子店を作るとしたら、オーナーが日本人なんだから、和テイストを求められるはず、その考えの元、日本で作れば良い!”、これが発想の始まりでした、
店内はフレンチポップ、でオーナーの年齢との差異がないように!スタートこそ命!、有名店になるまでが勝負ですから!!

<オーナーとして”コレが売り”って>
このことが分かっていないと全体レイアウトにもデザインにも影響するから、真っ先に聞きたいことの一つです!
オーナー:うちの名物はシュークリーム、
それもカリカリ皮のカリカリ
シュークリームです!
よっさん:なら、その製造工程の一部を
見せましょうよ!
オーナー:なら、皮にクリームを入れる最終
工程を工場の先端に持って来るよう
機械レイアウトから
やり直しましょう!
よっさん:これは良い!やってみよう!!
オーナー:他にアルコールのミニボトル収集
が趣味でもあって実益を兼ねてる
んです、それを陳列したいです!
よっさん:陳列棚を作って並べるって
面白くないし、なんとなくありきた
り感が強いから、そうだ、照明に
使いましょうよ、ペンダント照明
にくくりつけてまず見せると
“こだわり”としても見えるから
良いのでは?
オーナー:使えなくなるのが勿体無いけど、
見てもらいやすくなるならそれも
良いかも!やりましょう!!
こうして着々とイメージは広がり、共通のコンセプトの「フランス本土に日本人パテシエが菓子工房を作るとしたら、それをまんまここに作る」を考え爆進したわけです!
肝心の外観はどうしたかというと、正面が北面になるし、住宅は南面が開けることができるから、この面は窓なし!なんなら変哲もない壁!
これで、このデザインになったんです!!
ここで飽き足らないのがデザイナーという種族!
“日本の象徴が欲しいから、門構えた暖簾!、これが無いのはコンセプトがブレるから!!
それで瓦葺の門と暖簾が付きました!!
こうしてオーナーとワイワイ言いながら作るのって面白いよ!オーナーが目を丸くしたり、口をパカーって開けたり、眉をひそめたりね、、、
こうしてできたのがこのお店


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所長:よしだつかさ(よっさん)
