
《デザインのこと》ちいさなうさこちゃん

先日、ディック・ブルーナ生誕70周年記念「ミッフィー展」を観に行きました。
1955年の『ちいさなうさこちゃん』初版から、2009年まで、50年以上描き続けられた作品の中から数十点のミッフィーの原画やスケッチがに並ぶ、とてもワクワク見応えのある展示でした。
改めて印象的だったのは、徹底して削ぎ落とされたデザイン!
出版社でデザイナーとしての経験を持つブルーナは、色数を赤・黄・緑・青・茶・グレーの6色(+黒)に限定し、(最初は4色だったそうです)それぞれに心理的な意味を持たせています。
また、少し震える線も印象的でした。
「震える線は私の心臓の鼓動のようなもの」という言葉も残っていますが、この完璧ではない線が、ミッフィーに温度と人間味を与えています。
シンプルな線と色だからこそ生まれる余白が、こどもたちをはじめとする読者の想像力を豊かにし、互いに引き立て合う色選びが、世界観をよりクリアに伝えてくれる。
洗練されていながら、感情や思いがやさしく、あたたかく届く
そんなミッフィーの絵本が、改めて大好きになりました。
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