WORKS037 55-60World Bakery

飲食店のブランディング事例

彦根城のお膝元のベーカリー

55-60worldbakery

外観・内装デザインについて

このベーカリーカフェは滋賀県彦根市の平和堂と言うショッピングセンターの中にあります。かなり老朽化してきていたので、今回テーマ性をきちっと作って新しいスタイルのお店へと変更されました。

彦根と言うのはなんといっても彦根城とひこにゃんです、特に彦根城については、滋賀県の人たちは琵琶湖の存在とともにとても大切にしているものの1つだと思います。そのお城が目と鼻の先にあってすぐ行って帰ってこれるほどの距離にあります。なので観光客がちょっとおやつがわりにパンを買うと言うこともあったりする。ちょっとユニークなお店になっています

今回はインバウンドの方々が戻ってくると言うことも計算に入れて、店舗内に彦根城の写真を貼ったり、彦根の花として有名な花菖蒲を使ってモチーフとして、デザインし店内にちりばめられています、この姿を外国の人が見ると、通常にあるベーカリーショップが少し和的な要素を感じるところも多くなり、ちょっと興味深く見ていかれることも多々あると聞いています。

やはり店舗デザインや内装の感覚は、インバウンドの人も共通で伝えたいことがはっきりしていると言うことが、お店は運営しやすくなると言うもので、今回の計画はとてもデザインを気にして作ったシリーズの代表作となったのではないかと考えています。

外観・内装写真

ロゴ・キャラクターについて

そしてこのお店のブランディングに対しては55-60world bakeryと言う新しい名称に変わりました、これはどういうことかと言うと、55歳から60歳までの方がメインとなって、コンパクトベーカリーになるものをFC化すると言うような新しい流れを作っていきたいと言う思いからです。

パン屋はとてもきつい労働環境の下働いていることが多かったわけですが、そのパンの種類を少なくし、その際にサンドイッチにする材料を別に作るようなちょっと新しいタイプで機械器具も少なくて済むようなベーカリーショップを目指し、総称してコンパクトベーカリー&カフェと言う様に呼ぶようにしています。

今回はメニュー帳を作ったりであるとかメニュー看板を作ったりであるとか、通常作る販促物はあまり多く作るわけではなく、店内において視覚的に見えるものについて写真提供考えたり、モチーフを入れたりと言うことで、ちょっと感覚の違うベーカリーショップが出来上がったのではないかと思います。

ロゴ画像

企画・構想・エピソード

このシリーズのオーナーのお仕事はこれで3店舗目になるのだと思います。以前に2店舗お手伝いした時は、もうすでに7年から8年の月日が流れていたのかなと思います、それでも自分のことを覚えてくださっていて、ご依頼いただいた事はとてもデザイナー冥利に尽きる嬉しいことだと思っています。

オーナーも偶然自分と同い年で同学年と言うこともあり、とても仲良く友達のようにさせてもらっていますが、それもオーナーの優しさによるところが大きく、こちらが少し甘えさせてもらっているのかもしれません、なので大きく成功してもらいたいと、懸命にお手伝いしているつもりでいます。

オーナーはもともと日本食をやっていたりとか、ファッションの事についてかなり精通していたりとか、ちょっとユニークなクリエイターのような人で、デザインの事やブランディングについての感覚はとても優れていて、今後の展開にもデザインは欠くことのできないものであるとお話ししている位大切に考えてくださっていると思っています。
スーパーボギーデザイン事務所にしてはいつもよりも少し黒っぽい店になっているような気がしますが、それはやはり商品が焼いて出てくるもの、そういう色をしているものと言うことが根本にあるからです。とても美味しそうに見えるためにはこういった色で作った方が商品も美しく見えると言うことになりますよね。これからの繁盛ををとても期待しています。

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