女性ターゲットなのに暖吉って
石ノ上流温熱浴 DANKICHI
新装岩盤浴場&エステサロン：自社所有のマンションの一角の2フロアを大コンバージョン(用途転換)、なかなかの難工事で、企画・構想から変わってませんからね。
女性がほとんどのサロンなのに店名が「暖吉＝ダンキチ」ですから。
うーむ、これはどう作る、うーん、うーんと唸りながら完成形が見えてくるのです、これはデザイナーの習性なんでしょうか？！、出した答えは"暖吉"が生まれた過程(家系図も作ったりして)をそのまま内装表現しようでした。時代は男爵の時代からこの場所を社交場として使用してきた、と言う設定から今は岩盤浴を社交場として使っている、と言う設定です。なので、高級感は持たないといけなかったし、接遇やスタッフユニフォームさえも拘ることに！
内装への期待感を持たせる外観は男爵の頃のイメージが残っているという設定、どことなく明治な雰囲気を纏う事ができたら！、図面や現地写真を見ていたら、窓の付き方もバラバラ、規則のないランダムな外観をしていたので、そのまま利用してできました。うーん、いいんでない！！、こんなお店は他で見た事ないし、ネーミングがねー！、オープン以来、瞬く間に繁盛店、夫婦で入れる特別室を使ったり、アッパブロー(高級を見に纏った人たち)なファンも付き良かった、良かった！、こんな企画ものはなかなか作らせてもらえないから、とても楽しかったなー！
