「知らないと怖い、やらかし事例」
必要資金をチェックする事も難しいですが、調達方法と調達先を決めることが最大の難問。事業計画がしっかりしていないとスムーズにいかないものです。
・自己資金が少ない!最近は30%と言われる場合も。
・運転資金は販管費の3ヶ月分が理想。
・売り上げ予測の80%の達成率が黒字となるよう調整しましょう!
1.セルフチェック
"開業資金の30%程度の自己資金がないと、融資が受けにくい"と銀行や公的融資の場合、必ずと言っていいほど言われることです。でも、保証人をつければ上手くいくケースも多々あり、それに近頃では地方自治体(県、市)の支援制度が充実していたり、独立・開業に有利なものがたくさんあります。一度必要資金と自己資金をまとめ、チェックしてみましょう!
A. 必要資金をチェックするダウンロードしてご自身の計画にご利用ください↓
◯店舗工事費
◯店舗取得費
◯備品費
◯広告・宣伝費
◯販売促進費
◯運転資金
◯予備費
必要資金はかなりシビアに算出し、予備費を5%程算出しておきます。
甘く算出すると、運転資金の確保が難しくなるため要注意です!
B. 自己資金をチェックする
目標はあくまで総費用の30%以上です。
◯資金
◯支出
◯予備費
無理をしすぎると後々困る事もあるので、ある程度は余剰金として余裕を持ちましょう。また、法人化をするか、個人で運営するのかのスタイルによっても自己資金は変動することを注意して下さい。
(最低ラインは30%)
C. 収支見込み(予測)を作る
初年度から2年度目までを作成することが必要です。
売上高予測の注意点!
1.平日、土曜、日曜、祝祭日は全て見込み額に変化をつける
2.月別に変化をつける(ほとんどの業種で季節の影響を受けるため)
3.年間に約60日、雨が降る日がある事も注意
4.年間イベント企画やセールなどによる売上アップも意識
5.同業種のモデル店の来客数との比較も大切
6.年度のアップ率は10%が限度だと考える
7.経費を下げれば売上見込み額も下げられる
8.スタッフの労務問題も社会保険労務士より習っておきましょう
必要資金をチェックしてみたけど、これで合ってるの??や、予測を立てたいけれど、何をどうしたら数字を予測できるのかがわからない!という人の相談もOK!
よっさんの相談室で答え合わせされるオーナーさんも結構いらっしゃいます!
2.融資窓口へGO
収支見込み(予測)を作り、借入目標が分かれば融資窓口へ行き、申込書を入手する。必要な書類についての説明を受け、いよいよ事業計画書を作成することになります。この動きは避けて通れない最大の難問。
<連絡先リスト>
◯日本商工会議所
◯名古屋商工会議所
◯日本政策金融公庫
(出店場所の管轄支部へ連絡)
◯公益財団法人 名古屋市小規模事業金融公社(一般に金融公社でOK)
◯中小企業基盤整備機構
よろず支援拠点
◯ミラサポ中小企業向け補助金・総合支援
◯J-net21
◯中小企業生産性革命推進事業(中小機構)
◯愛知県の融資制度 (県のHPより)
名古屋で書きました!自分の市町村に置き換えて調査してみて下さい。 また、それぞれの機関へ直接訪問することをお勧めします! ケースバイケースで条件が変わるのでぜひ出かけてみましょう。
個人(法人設立前)の時から商工会議所に訪問して、勉強をはじめましょう!
!!!持参する書類の質でも借りられるかどうかは大きく変わる!相談室ではそのサポートもさせて頂きます!!!
3.早めにプロに相談も
税理士や会計士からの情報は実践的です!お店の経営面でお世話になることが増えるため、早めに知人の紹介等で会っておく事も得策。極力カッコつけずに本音でお話をしましょう。借入の申し込みに、出店先の物件概要書(または仮契約書)、平面レイアウト図(ラフ集)、工事概算見積書、保健所の推薦書(飲食店の場合)を求められる場合があります。こんな時には、デザイナー、設計事務所、工務店など相談できるところへ行ってみよう。
次回は【ビジョンを持って事業計画書を作れ!】です。
お楽しみに!
●店舗デザイナーよっさんは、この道35年の知識とアイデアの宝庫!資金計画をはじめ、疑問や不安、こんなアイデアがほしいなど、
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