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クリニックのデザインで気をつけるべき6つのポイント!

こんにちは、たまごです( ^ω^ )

突然ですが、クリニックの中って綺麗なところが多いと思いませんか?

衛生的な面もそうだと思うのですが、クリニックのデザインってどこか惹かれるものがあってついつい見惚れてしまいます( ´ ∇`)

そこで、今回はクリニックのデザインについて、開業・移転の際に参考になる情報をご紹介しますね!

 
 

クリニックのデザインで気をつけるポイント

 
魅力的なクリニックをデザインするためには、気をつけるべきポイントが6つあります。

このポイントを意識することで、素敵なクリニックになりますよ( ´ ∇`)
 
 

①診療室を広く確保する

私が過ごしやすいと感じたクリニックの共通点はズバリ「診療室の広さ」です。

総合病院はもちろんですが、個人病院であっても診療室のスペースに余裕があるのは気持ちが良いですよね。

出入口から受付、待合室、診療室に続く動線は、あらゆる年齢層を考慮してスムーズに行動できるように広めにスペースを取りましょう。

例えば、車椅子や妊婦、高齢の患者様にとってもストレスなく動きやすい広さを保たなければいけません。

また、診療室は先生や看護師がより多くの時間を過ごしますので、診察しづらくなってしまうような狭さもストレスになります。

病院を利用するみなさんが、不自由なく過ごせるよう診療室は広めに確保しましょう( ^ω^ )
 
 

②防音対策はしっかりと

診療室ではプライバシーな内容を話す機会がとても多いですよね( ´·௰·`)

身体的な悩み、家族構成、診療方針など、人によっては話の内容を聞かれたくないと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで大切となるのが「防音対策」です。

防音対策と言っても、実は『吸音』『遮音』『サウンドマスキング』の3つの方法があります。

吸音:Absorb、遮音:Block、サウンドマスキング:Cover upの頭文字をとって合わせて「ABCルール」と呼ばれることもあり、それぞれについてご紹介しましょう。

(1)吸音

音が聞こえる仕組みというのは、基本的に音が壁や天井にぶつかる、もしくは直接伝わる音に分けられます。

壁や天井に、ぶつかる音を吸収する機能があれば、結果的に「吸音(防音)」することが可能です。

ちなみに、音をあまり吸収しない材料と言えば、プラスチックタイルや窓ガラス、コンクリートなど固い素材が代表的!

あまり病院には向かない素材と言えるでしょう。

絨毯や小さい穴がたくさん開いた素材などを利用し、少しでも音を吸収しやすいようにすることをおすすめします。

(2)遮音

よく聞く防音対策と言うと「遮音」をイメージされる方が多いのではないでしょうか。

名前のとおり、部屋から音を漏らさないようにする仕組みのことを言います。

なぜ音が漏れてしまうか、その一番の理由は「隙間がある」ことです。

音は空気を伝わって聞こえてきますから、壁などに少しでも隙間があると音が漏れてしまいます。

ただ、完璧な密室空間であるにも関わらず音が漏れているなんてこともあるのではないでしょうか。

その原因はやはり使用されている壁の素材です( ´·௰·`)

壁の素材の質量(重さではなく、密度のことです)が重ければ重いほど音漏れはしにくくなります。

コンクリートのような重い素材であれば遮音効果が高いとされています。

もしくは、材質の異なるボードを複数重ね、ボードの間に吸音材を挟めることで対策することが可能です。

(3)サウンドマスキング

最後は、みなさんがあまり聞き慣れない方法かと思いますが、「サウンドマスキング」という対策法があります。

これは会話で聞こえてくる声の周波数と同じ周波数の音を流し、結果的に会話を聞こえにくくする方法です。

サウンドマスキングの方法を利用する場合は、遮音対策をしっかりしなければならないことや、スピーカーの配置設定を考慮しなければいけないなどの問題点もあります。

しかし、工事の費用が安く、工期も短いため、気軽にできる防音対策として大変人気です。
 
 

③待合室も抜かりなく

クリニックの中で、患者様が一番長く過ごすのは「待合室」でしょう。

待合室だからこそ、デザインを疎かにしてはいけません。

長くゆったり診察順番を待ってもらえるように、ソファは大きめで適度な柔らかさのものを選ぶなどの家具にこだわるとクリニックの個性を出すことができるためおすすめです。

待合室の空間は、かなり広めに確保すると良いでしょう。

ギリギリの狭い空間だったり、座るスペースが窮屈だと、パーソナルスペースを気にされて不快に感じる方もいます。

待合室をより魅力的にするためには、キッズスペースを取り入れることも一つのアイデアです。

小児科であれば当たり前かもしれませんが、子供を連れた患者様が診察に来られることを想定してキッズスペースを設けておくと、患者様の間で口コミの評価が高くなることもあります。

どんな方が来院されても過ごしやすいように待合室はぜひこだわって欲しいところです( `ω ´ )
 
 

④衛生面の配慮を記す

クリニックは衛生面が命と言っても良いでしょう。

お手洗いや待合室などのクリニック全体の清掃、消毒液を各所に設置、花粉やPM2.5を遮断するカーテンなど、衛生面の初期投資は惜しまないようにすることが大切です。

このような対策をおこなって終わりではなく、患者様にわかるようにアピールしておくと安心していただけます。
 
 

⑤クリニックの入り口

クリニックの入り口に関しても、どんな患者様でも来院しやすいように配慮しましょう。

駐車場は、車椅子の方を載せた車でも入りやすいように広めに設けることや、駐輪場の設置、入り口はバリアフリー、自動ドアの導入など、あらゆる工夫が必要となります。

患者様はほとんどの場合、通院することを面倒に感じながら渋々来院している方が多いです。

そんな手間を少しでも感じさせない工夫として、クリニックの入り口から配慮を怠らないようにしましょう。
 
 

⑥事務室を快適な空間に

患者様のことだけ考えてはいけません。

やはり医療の現場で働くスタッフにとっても過ごしやすい環境作りも視野に入れましょう。

特に空間を邪魔する要因が「カルテ」の存在です。

最近では電子カルテを導入しているクリニックも多いですが、正直まだまだペーパーレス化が進んでいないことが現状です( ´·௰·`)

新規開業の際に、「全て電子カルテで対応する!」と決めてもあらゆる状況によって書類を保管しなければならないこともあります。

書類が増えても、問題ないように書庫のスペースを広めに確保しておき、スタッフの動線を遮らないようにしましょう。

受付・事務室は人が行き交う場所ではありますので、患者様に見えないからと言って清掃を怠ってしまうのもよくありません。

見えない場所も清掃を念入りにしておくことが大切です。

 
 

よくある失敗事例

 
みなさんが、これから新規でクリニックを開業しても後悔しないように、よくある失敗事例をご紹介しましょう( `ω ´ )

同じ過ちをしないように、入念に計画してくださいね♪
 
 

◯カルテの保管スペースが狭い

前述もしましたが、カルテの保管スペースを全然考えないまま開業し、結局二度も改装するはめになってしまったという方が多くいます。

不要と思って減らすより、増えても問題ないように開業段階から計画しておくことをおすすめします。
 
 

◯待合室が思ったよりも狭くなってしまった

こちらの問題もよくあるケースです。

待合室を狭くしてしまうことで、最悪の場合、新規の患者様を逃してしまうことに繋がります。

予算が少ないからと言って待合室を狭くしてしまうのは避けたいところですね。
 
 

◯防音対策を怠ってしまった

意外と目を落としがちなのが「防音対策」です。

処置室はどうしても機械等を使用するため音が漏れやすくなりますし、診療室は防音対策をしないと会話が丸聞こえになります。

患者様のプライバシーを守ることもクリニックの役目ですので、入念に注意しましょう。
 
 

SUPER BOGEYのクリニック!

 
では、ここまでの話を踏まえて、SUPER BOGEYで手掛けたクリニックで私が好きな作品をちょっとだけご紹介しますね( ´ ∇`)

◯野いちご動物病院

いちごをモチーフにした個性豊かな動物病院です。

動物病院だと一目でわかるように、至るところにかわいい動物のキャラクターが描かれています。

受付はシンプルに、そしてカルテなどの荷物は患者様から全く見えないように工夫されています。

見えない収納で、なおかつ待っている間も飽きさせない工夫が魅力的です。

>作品集:野いちご動物病院
 
 
◯ハナノキ内科

ハナノキ内科さんは、名前のとおり、クリニックの入り口にはちょっとした花壇のスペースがあります。

夜になると植物が綺麗にライトアップされ、清潔感が漂います。

待合室はゆったりとしたソファスペースに、植物がインテリアとして飾られており、ゆったり過ごせそうです。

>作品集:ハナノキ内科
 
 
◯さらしな歯科医院

駐車場はゆったりとした広いスペースが確保されている「さらしな歯科医院」。

待合室もくつろげるスペースで、テレビも備え付けられています。

子供が待ち時間も遊べるようにキッズスペースも設けられているため、子供連れの大人も安心して過ごせそうです。

>作品集:さらしな歯科医院
 
 

クリニックは誰もが過ごしやすい環境に

 
クリニックは患者様、および働くスタッフにとっても、誰もが快適に過ごせる環境を整えなくてはいけません。

予算に気を取られてしまって、スペースは狭く設計していないか、防音対策は万全か、駐車場は適切か、などあらゆる視点で確認をしましょうね( ^ω^ )